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喫煙

喫煙およびニコチンが治療に与える影響

喫煙およびニコチン消費は、血管に対する収縮作用があり、それにより、血液供給を減少させます。また、歯周炎、ドライソケット、インプラント手術後の創傷治癒を含む創傷治癒合併症全般に対する感受性を高めます。

喫煙者は、歯周炎、インプラント周囲粘膜炎、抜歯およびあらゆる外科治療後の術後合併症の発生率が2~4倍高くなります。喫煙者はまた、骨粗しょう症の発生率も高いのですが、これは両方の病気を単独に生じやすくする社会・経済的要因による可能性も考えられます。

喫煙患者は、喫煙の創傷治癒に対する弊害...

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コンプライアンス

患者のコンプライアンス

インプラント治療は、様々な治療段階を伴い、適切なアフターケアの継続を必要とする総合的、長期的な治療であるため、患者による相当の関与、協力、献身、つまりコンプライアンスが必要となります。したがって、患者評価の段階において、臨床医は患者が長期間に及ぶ治療およびアフターケアを続ける能力、意欲を有するかどうか、評価しなければなりません。

患者が長期的な成功の要件を十分に承知できるよう、治療の期間・スケジュール、コンプライアンスの重要性、行動適応および治療期間中の制約について、臨床医から説明を始める必要があります。説明事項の例としては、喫煙...

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年齢

形成不全および年少者の無歯症

小児および青年における、乳歯および/または永久歯の(ほぼ)完全な形成不全の結果として生じる無歯症は極めて稀です。それは、外胚葉異形成症など全身性の基礎疾患の一部であるのが一般的です。無汗性外胚葉異形成症といった亜型も存在し、しばしば精神遅滞との関連が見られます。小児の下顎無歯顎の外観および形状は、乳歯の存在に左右されます。

乳歯は発育しているものの永久歯の歯胚が欠損している患者では、高く、しかし非常に細い歯槽突起が見られます。乳歯が抜けた後、歯槽突起は咬合方向を向いた形状を示します(図1)。

しかし、乳歯の同時形成不全...

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リスク評価および特別なハイリスクカテゴリー概論

治療リスクの評価

徹底的なリスク評価は、患者治療の成功において根幹を成します。

以下の4つの重要情報源により、臨床医は関連リスクを特定し、各リスクの重大さを判断することができます。

  • 特定の全身疾患等、患者の全身的な健康:年齢、糖尿病、循環器疾患その他(関連の薬物治療を含む)
  • 歯周炎、異常機能等、患者の口腔衛生および局所の状態
  • 患者との問診
  • 喫煙、心理学的/精神医学的プロファイル、薬物乱用等、患者の行動状態
  •  

患者との問診および評価によって、機能的・審美的結果および患者の期待、骨の状態および寸法、解剖学的制限が明らかになります(解剖学的部位の章も参照してください)。

治療リス

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全身状態のチェック

リコール – 全身状態のチェックの更新

患者の健康状態は時とともに変化しますので、リコールのたびに全身状態に関する情報を更新し、必要に応じてメンテナンス方針を調整します。この更新に関する情報(ポスター等)を待合室に掲げておくのも有効です。患者に質問するのは医師だけではなく、スタッフもこの更新の重要性を認識しておく必要があります。

問診時に必ずチェックすべき項目としては、全身性、心血管系、血液、神経系、消化器系、泌尿生殖器系および代謝性疾患、手術および通院(放射線療法等)、アレルギー、感染症、特定の感染症(肝炎、HIV)、熱帯諸国への旅行(ある種の疾患の潜伏期...

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患者の全身的既往歴

最初の評価-患者との面談

臨床医は、自分の目の高さを患者のそれと合わせるようにすると効果的です。例えば、患者が座っているのであれば、臨床医も座るべきです。信頼関係を深めることにならないので、臨床医と患者の面談は、歯科用治療椅子で行わない方が良いでしょう。このようにすると、患者の人格、期待、健康状態に関する重要側面をより共有しやすくなります。患者の主訴が後に患者の治療への期待と合致する、という点を確認することが不可欠です。患者との面談に関するすべての手順において、患者のプライバシー保護が必要です。

全身的な健康評価

全身的な健康評価では...